中学生になった息子から突然「お小遣い足りない！もっとちょうだい！」なんて言われて、戸惑っちゃいますよね。小学生の頃は500円で十分だったのに、急に金額の話をされると「えっ、そんなに必要なの？」って思っちゃうもの。
でも大丈夫！この記事を読めば、お小遣い問題にどう対応すればいいかがわかりますよ。
うちの子だけ？中学生のお小遣い平均は月2,500円
まず気になるのが「うちの子のお小遣い、他の家庭と比べてどうなの？」ってことですよね。
金融広報中央委員会の調査によると、中学生のお小遣い平均は月2,500円なんです。
参考サイト：金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」（第3回）
意外と少ないと思いませんか？でも、これはあくまで平均値。実際は1,000円から5,000円まで、家庭によってかなり幅があるんですよ。都市部と地方でも差があるし、私立と公立でも違います。
「みんなはもっともらってる！」なんて子どもに言われても、慌てなくて大丈夫。まずは我が家の家計状況を考えて、無理のない範囲で決めましょうね。
友達と出かける機会が増えて、そらお小遣い足りないわ
中学生になると、小学生の頃とは明らかに違うことがありますよね。そう、友達との付き合い方が変わるんです。
お菓子・ジュース代で月の半分以上が消える現実
「今日も友達とコンビニ行ってきた！」なんて言葉、よく聞きませんか？中学生って本当にコンビニが大好きなんですよ。放課後にみんなでお菓子を買って、公園で食べながらおしゃべり。これが彼らの日常なんです。
コンビニでお菓子を買うと、1回で200円から300円は使っちゃいます。週に3回行けば、それだけで月3,000円近く。これじゃあ2,500円のお小遣いじゃ足りなくなるのも当然かもしれませんね。
でも考えてみてください。毎日コンビニに行く必要って本当にあるのでしょうか？家からお菓子を持参したり、みんなでお菓子を持ち寄ったりする方法もありますよ。息子さんと一緒に、どんな工夫ができるか話し合ってみるのもいいですね。
文房具や参考書も自分で買わせるべき？
中学生になると、必要な文房具の種類も増えますよね。蛍光ペンやカラーペン、付箋なんかも頻繁に使うようになります。「これもお小遣いから買わなきゃダメ？」って息子さんに聞かれること、ありませんか？
我が家では学習に必要なものは別予算にしています。ただし、友達と色を揃えたいとか、キャラクターものがいいとか、そういう「こだわり」の部分はお小遣いから出してもらうことにしてるんです。
友達との交際費で予算オーバーになりがち
一番頭を悩ませるのが、友達との交際費です。カラオケやゲームセンター、映画館なんかに誘われると、どうしても出費が増えちゃいますよね。
• カラオケ：1時間で300円～500円 • ゲーセン：500円～1,000円 • 映画：1,500円～2,000円
月に2回行っただけでも、お小遣いの大部分が飛んじゃいます。「友達に合わせなきゃ」って気持ちもわかるけど、家計には限りがあるのも事実。どこで線引きするかが悩ましいところですね。
お小遣いの渡し方で子どもの金銭感覚が変わる
実は、お小遣いをどう渡すかで、息子さんの金銭感覚って大きく変わるんです。我が家でも色々試行錯誤しました。
毎月決まった額を渡す定額制のメリット・デメリット
定額制は一番シンプルで管理しやすい方法ですね。毎月1日に決まった金額を渡すだけ。息子さんも「今月はあと○円」って計算しやすいし、計画的にお金を使う練習になります。
ただし、特別な出費があった時に対応が難しいのがデメリット。友達の誕生日プレゼントを買いたい時なんかは、どうしても足りなくなっちゃうことがあるんですよね。
必要な時だけ渡す都度制が合う家庭とは
都度制は、息子さんが「○○を買いたい」って言った時に、その都度お金を渡す方法です。無駄遣いは確実に防げるし、何にお金を使っているかも把握しやすいのがメリット。
でも、いちいち親の許可を取らないといけないのは、中学生にとってはちょっと窮屈かもしれません。友達と急にコンビニに行きたくなった時なんかは困っちゃいますからね。
成績や手伝いの報酬として渡す条件制の効果
最近注目されているのが、成績アップや家事の手伝いと連動させる方法です。「テストで80点以上取ったらボーナス500円！」なんて感じで、やる気を引き出す効果が期待できます。
ただし、お金のためだけに勉強するようになってしまうリスクもあるので、バランスが大切。息子さんの性格を見極めて、合う方法を選んでくださいね。
「お小遣いアップして！」と子どもに言われた時の対応術
さあ、いよいよ本題です。息子さんから「お小遣い足りない！アップして！」って言われた時、どう対応すればいいのでしょうか？
まずは家計簿をつけさせて無駄遣いを見える化
「お小遣い足りない」って言われても、まずは現状把握が大切です。息子さんに1ヶ月間、お小遣い帳をつけてもらいましょう。「えー、面倒くさい」って言われるかもしれませんが、ここは頑張って！
お小遣い帳をつけてみると、意外な発見があるもの。コンビニでの無駄遣いが多かったり、同じようなお菓子を何回も買ってたり。息子さん自身も「こんなに使ってたんだ」って気づくはずです。
スマホのアプリを使えば、簡単に記録できますよ。レシートを写真で撮るだけで自動入力してくれるアプリもあるから、続けやすいと思います。
増額の理由を具体的に説明させる
「なんとなく足りない」じゃダメ。息子さんには、なぜお小遣いアップが必要なのか、具体的に説明してもらいましょう。
「友達とカラオケに行く回数が増えた」「部活で必要なものが増えた」など、きちんとした理由があれば検討の余地ありです。でも「みんなはもっともらってる」だけじゃ説得力に欠けますよね。
テスト成績アップと引き換えの条件交渉
お小遣いアップの条件として、テストの成績向上を設定するのも一つの方法。「次の定期テストで5教科合計○点以上取れたら、月500円アップ」なんて感じで。
ただし、点数だけじゃなくて努力の過程も評価してあげてくださいね。「毎日1時間は勉強する」「宿題は必ずやる」といった日常の頑張りも条件に入れると、継続しやすくなります。
お手伝いでお小遣いを稼ぐシステム作り
我が家で一番効果があったのが、家事手伝いでお小遣いを稼げるシステムです。基本のお小遣いとは別に、お手伝いをしたら追加でお金がもらえる仕組み。
皿洗い・掃除・洗濯畳みで稼げる報酬例
具体的な報酬例を紹介しますね。我が家ではこんな感じで設定してます：
• 食器洗い：1回50円 • お風呂掃除：1回100円
• 洗濯物畳み：1回30円 • 掃除機かけ：1回80円
週末にまとめてやれば、月1,000円くらいは稼げる計算です。息子さんも「頑張った分だけもらえる」って実感できるから、やる気も出るんですよ。
継続できる家事分担の決め方
大切なのは、息子さんが無理なく続けられる範囲で設定すること。最初は簡単な作業から始めて、慣れてきたら徐々に難しい家事も任せるようにしています。
「今日は部活で疲れたから無理」って日があってもOK。強制じゃなくて、やりたい時にやれるシステムにしておくのがコツです。
お小遣いを増やさずに満足度を上げる工夫
「家計的にお小遣いアップは厳しい」って場合もありますよね。そんな時は、金額を増やさずに息子さんの満足度を上げる工夫をしてみましょう。
学用品は別予算で親が購入してあげる
お小遣いの負担を軽くする方法として、学習に必要なものは親が購入するという手があります。ノートや鉛筆、消しゴムなんかは学習費として別予算にすれば、その分お小遣いに余裕ができますよね。
誕生日や特別な日のボーナス制度
定期的にボーナスがあると、息子さんも楽しみが増えます。誕生日や良い成績を取った時、お手伝いを頑張った時なんかに特別にお小遣いをプラス。
金額は500円から1,000円程度で十分。「頑張ったご褒美」って形にすれば、息子さんも納得してくれるはずです。
友達との外出は用途を確認してから追加支給
カラオケや映画など、友達との特別な外出については、事前に相談してもらって追加で渡すという方法もあります。月1回までとか、回数制限を設けておけば家計への負担も最小限に抑えられますね。
打ち上げの時は、特別に別途で渡すようにしています。
まぁ、子供同士の付き合いも尊重しないといけないかなと思いつつ、回数が多いのは不満ですが・・・(;^_^A
お金の価値を教える絶好のチャンスと捉える
お小遣い問題って、実は息子さんにお金の大切さを教える絶好の機会なんです。
限られた予算内でやりくりする力を育てる
「お小遣いが足りない」って状況こそ、息子さんが自分でやりくりする力を身につけるチャンス。欲しいものがあっても「今月はもうお金がないから来月まで我慢しよう」って考える力が身につきます。
欲しいものと必要なものを区別させる訓練
中学生の頃って、欲しいものと必要なものの区別がつきにくい時期ですよね。お小遣いが限られているからこそ、「これは本当に必要？それとも何となく欲しいだけ？」って考える習慣がつくんです。
将来のお金の管理能力につながる基礎作り
今の経験が、将来の家計管理能力につながっていきます。社会人になってから急にお金の管理を学ぶより、中学生の今から少しずつ覚えていく方が絶対にいいですよね。
お小遣い問題で悩んでいるお母さん、一人で抱え込まずに息子さんと一緒に解決策を考えてみてください。きっと親子の絆も深まりますよ！
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